最近のスマホゲームやYouTube、任天堂スイッチって面白いですよね。よくないと分かっていても気付いた時には数時間もゲームやYouTube視聴を許してしまった・・・なんてこともあります。
確かにYouTubeは大人が見ても面白い内容とかあるし任天堂スイッチも昔では考えられないくらいクオリティーがよくなっていて子どもがハマるのも分かります。
とはいえそんな状況を放置してしまうと子どもの成長に大きな支障や悪影響を与えてしまうのは何となく分かっています。
しかし私の場合、スマホやゲームによって脳や目に与えるダメージの心配よりも、子どもがスマホやゲーム以外に興味を持たなくなってしまうのではないかという心配の方が大きいのです。
スマホとゲームに依存しているのは親
これは私の場合です。
スマホやゲームを長時間やっている子どもに対して「いつまでやってるの?」としびれを切らすように注意しますが長時間やらしてしまったのは自分なんですよね。
子どもはまだ大人ではないので親が子どもの自制心を期待しちゃ駄目なんです。
むしろ時と場合によっては子どもの相手をスマホやゲームに頼っていないか?と自分に問いかけると何も言えません。
よく子どものスマホやゲームへの依存をメディアで問題視されてるけど、むしろ親である私が子どもの世話をスマホとゲームに頼っているのが原因なのでは?と最近思ってしまいます。
現にスマホやゲームを終えた子どもはもう遊ぶことがないような感じで手持ちぶさたになります。
遊び=スマホやゲームという悪の方程式が成立しつつあるという危機感を持った私はスマホやゲーム以外で子どもと盛り上げれる遊びはないか色々試しました。
中でも少なくとも我が子が盛り上がった遊びをご紹介します。
ルール簡単!短時間でも楽しめるオセロ
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オセロは老若男女誰もが知っている言わば単純明快な陣地取りゲームです。
しかもオセロの発祥は日本。第二次世界大戦後に日本人の少年が小学校の休み時間に遊べる遊びとして、碁石を使って今のオセロのルールを考え出したようです。
少年が考えたなんてまさに子どもの遊びですよね。
オセロはルールが簡単なので子どもに教えやすいし、視覚的にもどちらが優勢か劣勢か分かりやすいので子どもにとっても親しみやすい遊びです。
単純なルールですが奥深く、遊びながら「先読みする力」や「考える力」が養えます。
最近ではうちの子は1石投じる前に自分なりに考えて一呼吸おいてから投じつようになりオセロを通して明らかに我が子の成長を感じています。
私はよく子どもとオセロで遊びますが男の子は負けると悔しがったりやる気を無くして「もうやらない」なんて言われる事があります。
勝つ喜びや達成感がないと長続きしないのでたまにわざと負けてあげたりしています。
オセロは1回の対決時間が比較的短いので飽きやすい子にもおすすめですよ。
集中力や先読みの力を養う将棋
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オセロばかりではマンネリ化すると思い、頭が良くなるかな?と期待を込めて購入したのが将棋です。
しかし将棋の駒の動き方を覚えるのが大変だと思ったので駒自体に動ける矢印が記された子ども用将棋を購入しました。
子どもに将棋はどうかな~と思っていましたがこの予想とは裏腹に子どもは結構ハマってくれました。
やはり駒自体に動き方が記されていたのが良かったようで、オセロと同じように「陣地取りゲーム」の感覚で楽しんでいます。
我が家に追い風が吹くように最近では将棋界も盛り上がっておりメディアでの紹介もされていた為、将棋を買った時に「見た事あるやつだ!」と喜んでいました。
オセロに比べて対局時間が長いので雨の日や金欠になりがちな月末の休日にもってこいです。
また子どもも一手指す度に相当考えているみたいだし間違い無く我が子の集中力がアップしていることが感じ取れます。
喜怒哀楽を通して感情を育むジェンガ
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オセロや将棋ばかりだと頭を使い過ぎて疲れてしまうのでジェンガがあるとバリエーションが広がります。
ジェンガはイギリス発祥のバランスゲームです。
スマホやテレビゲームで溢れた日常の中で、あえて「木製」の物で遊ぶとなんだか気持ちが安らぎます。
私が子どもとジェンガで遊んで気に入っているところはお互いリアクションが大きいことです。
ハラハラドキドキしながらプレイするので、崩れた時に笑顔で絶叫する子どもを見るとなんだかとても和やかな気持ちになります。
ジェンガは幼児でも覚えられるシンプルなルールにもかかわらず喜怒哀楽が顕著に出やすいから子どもと遊んでいてとても楽しくなりますね。
また、ジェンガは全部積立てると直方体になるので片付けたり仕舞う時は収まりがいいところが何気にお気に入りのポイントでもあります。
人生の概要を楽しく学べる人生ゲーム
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テーブルゲームの王道といえば人生ゲームですよ。
幼稚園生にはまだ難しいかもしれませんが小学生にもなれば一緒にプレイ出来ます。
小学生にもなるとお金に対しての興味や知識が著しく向上しますのでそのような時期に人生ゲームのようなテーブルゲームで遊ぶと社会を学ぶのにもってこいの教材ともいえます。
人生、急ぐ人もいればゆっくりな人もいる。良いことがあれば悪いことも起きる。
遊びながら人生の概要を疑似体験出来るし何よりゲームにストーリー性があるからプレイしている時は子どもは夢中です。
ちなみに人生ゲームは「運」が勝負の命運を分けるので私もハンデなしの本気で挑んでいます。
子どもにとって人生ゲームは雑誌の付録の豪華版のように感じるようですね。
「体感」が子どもを成長させる釣り

正直、私は釣りをやったことが無かったんですけど子どもの方から釣りをやりたいとリクエストがあったので始めたところ大ヒットです。
きっかけは子どもがYouTubeで釣りをやっているチャンネルを見て興味を持ったようですね。
子ども用の釣り具セットとか携帯用の釣り具など便利な釣り具系アイテムが売っていましたがすぐに飽きたら勿体無いと思って最初は100均で揃えました。
竿の代わりになる物を買ったらそれに釣り糸と重り・浮き・小さな釣り針をセットして赤虫で川のほとりに釣りに行ったところ、小さい魚が何匹も釣れて子どもは大はしゃぎですよ。
そんな調子でその日は夕方まで釣り続けたのですがバケツに入れた釣った魚を放す前にママに見せるんだ!と嬉しそうに話していたのが印象的です。
釣り竿とリールが無くたって、魚を釣る方法はあるし何よりも子どもは「自分で魚を釣ること」が楽しいのでしょう。
今では私も釣り具に興味が湧いてしまって子どもと一緒に使える竿やリールをネットで探すようになってしまいました。
総じて
スマホやゲーム以外でとびっきりの笑顔ではしゃぐ様子を見るのはやはり嬉しいものですね。
スマホやゲームに依存している原因って実は多くは親にあるんじゃないかな?って個人的には反省しています。
今も昔も子どもの相手をする時間というのは変わらないはずなのに昔はゲームなんて無かったはずです。
便利な時代になり、子どもにとっても魅力的なデジタル製品もありふれている時代だからこそ親がちゃんとしないと駄目なんですよね。
子どもにとって本当はスマホやゲームなんかよりお絵かきでも何でもいいから親と一緒に遊ぶ時間の方が楽しいに決まっています。
やはり家族の団らんの時間って大切なんです。
忙しい・子どもと遊んであげる時間が無いというのは自分の都合のいい言い訳にしかならないしどんなに忙しくてもやらなければならないことはやっていますからね。
子どもとの時間を大切にせずに優先順位をどんどん落としていくと後で必ず後悔すると思いましたのでこの反省を機にこれからも子どもと向き合う時間を増やしていきたいと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました。