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所有欲満たされる大人の単焦点レンズ仕様のハイエンドカメラ「RICOH GRⅡ」をレビュー

カメラ、写真

素人でもカメラを持つ事に喜びを与えてくれるのが高級コンデジです。本記事ではレビューがあまりにも良かったので思わず衝動買いしてしまった『RICOH GRⅡ』をご紹介したいと思います。

私は高級コンデジと言われるハイエンドカメラが好きで、中古で程度のいいものを探すのが小さな趣味になりつつあります。

いい写真を撮りたいなら一眼レフやミラーレスカメラを買えばいいのでしょうがそのような大したカメラを使いこなせる自信が無ければ覚える気もあまりないのです。

高級コンデジは下手な一眼レフカメラよりも高い価格帯のカメラもあります。それなのになぜ高級コンデジを買うのか?その理由はシンプルに『簡単に使えるから』なのです。

仮に一眼レフを購入したって私のようにカメラ素人人間が持ったって宝の持ち腐れ・猫に小判になってしまうでしょう。

なのでカメラはオート撮影しかしないような私は簡単に使えるコンデジを使うのが一番なのです。

似たような方はいらしゃるはずです。いい写真を撮りたい欲はあるけど使い方が難しいカメラは御免だという考えの方。

そんな方には操作が簡単でいい写真が撮れるハイエンドカメラに興味がおすすめです。

では先日勢いで購入してしまったリコーの高級コンデジ『RICOH GRⅡ』をご紹介したいと思います。

『いいカメラの条件』とは

カメラの撮影モード設定方法?そんなもの知らなくてもいいと思います。

だって昔はインスタントカメラ、シャッターボタンを押すだけでしたよね。カメラの使い方は老若男女全ての人にとって使い方は簡単であるべきなんです。

だから私は、カメラが好きでも撮影の設定方法なんて分からないし覚える気もありません。

何故ならオート撮影でもいい写真を撮れるコンデジが好きだから。

第二にカメラ自体の外観やフォルム、持った感じなどの見た目の格好良さも重要です。

カメラってモノでもあります。モノでもある以上、格好良さを感じたり、所有感を満たしてくれると愛着が湧くものです。

この二つの欲を満たしてくれるカメラが高級コンデジであり、それは私にとって『いいカメラ』なのです。

男の所有欲を満たしてくれるリコーGRⅡ

RICOH GRⅡ

2015年に発売されたリコーのハイエンドカメラ『Ricoh GRⅡ』。

このコンパクトなボディにAPS-Cという大型の撮像素子(イメージセンサー)を搭載しています。

外装はマグネシウム合金で身を包み、握りやすさを重視したグリップなど「GR」シリーズらしさを継承したデザインです

一見シンプルな感じで、高級感はそれほど感じられませんが手に持った時の質感は、さすがハイエンドモデルと言える所有欲を満たしてくれる重みがあるのです。

重みがあると言っても、疲れる重みではなく、心地よく手にシットリと馴染む重量を備えています。

いいモノの基準とはまず見た目、次に手に取った時の感触です。

例えカメラでもスペックどうのこうの先に見た目や触り心地も重視されるのです。

リコーGRⅡの概要

RICOH GRⅡ

あのソニーのヒット作にして超ロングセラーのRX100のセンサーサイズを上回るAPS-Cサイズ相当のセンサーサイズを搭載したリコーのハイエンドカメラ。

開放F2.8の明るいレンズを採用しているので、背景をぼかした撮影もお手の物です。

操作系では、様々な設定を各種ボタンにユーザーが任意で振り分けることができるので自分好みの一台を作り上げることもできます。

使い方をマスターすれば奥深く自分好みの撮影設定が出来ますが、私のようにオート撮影で楽しむのも全然有りです。

もちろん撮った写真をスマホに送信出来るWi-Fi機能もついています。

正直、最近は店頭で販売されているところはお目にかかれません。リコーGRⅡは結構レアな機種になりつつありますので販売されているのを見つけた場合、投資目的で購入しておくのもいいかもしれません。

リコーGRⅡで撮影した写真

リコーGRⅡで撮れる画は評判通り、最高クラスです。

単焦点レンズのスッキリとした描写力と、開放F2.8による綺麗な「ボケ」で、シャッターボタンを押すだけで、いつでも最高の瞬間を切り取れます

また、シャッターボタンを半押しせずに、一気に押し込むことによって、任意の距離にピントを置くことができる機能を有しているなど、速写性にも優れているので街中でのスナップが簡単に撮影できます。

ポケットから出して何も考えずにシャッターを切るだけで、自分の作品が出来てしまいます。

このカメラで撮る写真は単なる写真ではなくてこれはもう作品です。

写真やカメラについて詳しくなくても、写真撮影が本当に楽しくなります。

先ほども申しましたが私はカメラ素人なので自己満足の「作品」という表現をしていますので悪しからず。

リコーGR2で撮影した写真を何枚か載せておきますね。

RICOH GRⅡ で撮影した写真
RICOH GRⅡ で撮影した写真
RICOH GRⅡ で撮影した写真 

上記の3枚は画像を本来の30%まで圧縮していますので本当は画質はもっと味があってよい写真に見えます。

カメラは好きだけど使いこなせないので基本的にオート撮影しかしません(笑)

正直ただシャッターボタンを押しただけなのにカメラ撮影が楽しくなってしまうまさに大人のおもちゃです。

ズーム機能は無い単焦点レンズが格好いい

敢えてこのカメラの気になるところを上げるならズーム機能が無いという点でしょうか。

正確にはクロップという、写真をトリミングしてズームしたように見せる機能がありますが、やはり光学ズームに比べてしまうと画質に劣ります。

しかし、光学ズームを捨てて単焦点レンズを搭載したという潔さが逆にこだわりを感じて格好いいと思いませんか。

でもよく考えてください、普通にスマホやカメラで撮影する時にズームしてから撮影しますか?

どちらかというと撮影者がちょうどいい位置に移動してから撮りますよね。

野鳥などを撮影する場合は別ですが、普通に絵を切り取るように写真をサクッと撮影するならズーム機能はそれほど必要不可欠な機能ではないことに気付くはずです。

総じて

リコーGRⅡ、このカメラ決して安くはないですがどこか惹かれる名機な存在感があります。

このカメラで撮影した写真には奥深さがあり、味があります。

腕時計のコレクションのように一度手にしたら金欠になっても手放したくない、そんな愛着も湧いてしまう魅力あるカメラです。

お読みいただきまして、ありがとうございました。