禁煙外来で処方していただいた禁煙パッチ(ニコチネル)で禁煙は出来るのか検証している記事のシリーズです。禁煙開始時に作成した前回の記事からその後の状況を報告したいと思います。
禁煙外来に行って禁煙開始してからもうすぐ2ヵ月目になります。
おさらいですが私の禁煙開始直前の喫煙情報は次の通りです。
メインの喫煙器具はプルームX(エックス)とプルームテックプラス/ウィズ。
割とヘビースモーカー(1日25本~30本は吸っていました)で1日に2箱はコンビニでタバコを購入。
一箱500円としても1日に2箱購入していたので1日1,000円、1ヵ月に3万円前後はタバコに浪費していました。
この数字を見て「それは吸い過ぎでしょ!」と他人事と思わない方がいいですよ。
ニコチン中毒は怖いもので、最初は1日数本のペースで吸っていても必ずその吸うペースは上がっていき、気が付くと遅かれ早かれヘビースモーカーになります。
そうなる前に出来るなら禁煙した方がいいと思います。
まあ私が言っても全く説得力が無いと思いますので、とりあえず禁煙開始してもうすぐ2ヵ月の状況を報告してみたいと思います。
ニコチネルでの禁煙開始2ヵ月。今はどんな感じ?
時が経つのは本当に早いもので、私が禁煙を開始してからもうすぐ2ヵ月目に突入します。
結果から申し上げますと、禁煙開始してから今日に至るまで1本もタバコは吸っていません。
色々な心情の変化はありましたが結果として今現在も吸っていないので今のところパーフェクトです。
それでも吸いたい時はどんな時?
禁煙開始約2ヵ月ですが、一番辛かったのはやはり朝起きた時の一服の我慢ですね。
寝起きの一服は長年の慣行というか癖というか、むしろ生活リズムの一角を担っていたのでこれが出来ないのは朝の身支度にかなりの影響を与えましたね。
寝起きの一服が出来ないので次の動作(洗顔や着替え)に移行出来ないんですよ笑。
多分禁煙の第一関門は寝起きの一服を我慢出来るかどうかですね。
私の場合は辛いのは予想していたので物理的に吸えないようにタバコは処分し、ドクターベイプで気を紛らわしました。
しかし寝起きの一服が出来ない『この世の終わりのような辛さ』は長くは続きません。2~3日で落ち着きますので安心してください。
何故なら寝起きにニコチネルを体に貼って物理的にニコチンを体内に吸収するから、ノーマルで禁煙するよりイライラしません。
ニコチネルでの禁煙は辛くない?
過去3度(紙巻タバコ時代に2度、アイコス時代に1度)ほど禁煙に挑戦したことがありますが、ニコチネルのおかげでしょうか、今回の禁煙が一番辛くないです。
しかしニコチネルを使用しているとはいえ、全く辛くないわけではないです。
何というか、ニコチンはニコチネルで体内に吸収しているので吸えないことによるイライラはそこまでありませんが、ソワソワと落ち着かない日や時間帯は結構ありましたね。
禁煙2ヵ月目の感想として、ニコチネルでの禁煙はそこまで辛くないけどソワソワと落ち着かない時はあります。といったところでしょうか。
ニコチネルのメリット/デメリット
メリットは使い勝手がいいところでしょうか。
パッチなのでシールみたいに体に貼るだけですから非常に楽ですし面倒じゃないのでズボラな人でも継続して使えると思います。
私はだいたい腕に貼るので半袖を着ている時なんかは袖を捲るとパッチが見えるので『私、禁煙中です』みたいな雰囲気が出るので禁煙モチベーションが維持出来ます。
デメリットはパッチを同じ場所に毎日貼っているとその皮膚部分が痒くなったりかぶれたりするので、毎日貼る場所を変えることくらいですかね。
まあでもそれはデメリットには当たらないと思いますが。
吸いたくなった時にやっていること
そんなに辛くないニコチネルを使った禁煙ですが、やはり吸いたい時は吸いたいです。
そんな時に私が凌いだ方法は次の通りです。
清潔志向によるモチベーション維持
王道ですが『歯磨き』です。
歯磨きをすると気分転換になりますし、口内が清潔になるのでタバコで口内を汚したくない気持ちになりますので吸いたい欲求を抑えることが出来ます。
実は禁煙開始直後に歯医者さんへ行ってしばらくやっていなかった歯科検診と歯のクリーニングを実施しました。
電子タバコといえどもニコチンは口腔内や歯に悪い影響を与えますから、後戻り出来ないように口の中を清潔にしています。
吸いたくなったら筋トレ
次は『 筋トレ 』です。
自宅ではちょっと重めの鉄アレーを吸いたい欲求を抑え込むようにゆっくりと何度も持ち上げるのです。
職場に鉄アレーを持ち込むのはさすがに難しいのでちょっと外に出て体に負荷をかけるように壁に手を当ててみたりしています。
吸いたくなった時に筋トレ(体に負荷をかける)をするとこれもまた気分転換になるし、我慢する度に身体に負荷をかけるので結構筋肉ついてくるのでモチベーション上がります。
吸いたい気持ちを抑える度に何かしら筋トレをするので『タバコを我慢する度に筋肉がつく』という自分なりのご褒美を与えています。
『吸ったつもり貯金』で貯めたお札を眺める
禁煙開始以来、1日500円の吸ったつもり貯金を継続しています。
実際には2日に一度、封筒に1,000円札を入れているのですがこれが結構な厚みになってきたのです。
吸いたくなった時は吸ったつもりで貯金してきたこの1,000円札を眺めると不思議とスーっと吸いたい気持ちが消えて無くなるんですよね。
『禁煙あるある』ですが禁煙してもなぜか浮いたお金が残ってない・・・という現象ありますよね。
私も過去の禁煙で経験していますがそれは結局他の何かにお金を使ってしまっているからお金が残らないんですよね。
だから今回はこうやって強制的に2日に一度1,000円札を封筒に入れています。
そしてこの封筒の中のお金は無い物だと思って絶対に使いません。
この封筒の厚みは2日に一度、少しずつ少しずつ厚みを増していきますので私の禁煙モチベーションを維持するには最高のアイテムとなっております。
海外のタバコのパッケージを見る
究極に吸いたくなった時、私はタバコを吸い続けた時の末路的な画像を見ちゃいます。
結構グロテスクなのであまりおすすめは出来ない禁煙モチベーション維持方法ですが、『辞めなければ最終的にはこうなります』的な自分への戒めにもなると思います。
海外のタバコのパッケージデザインって見たことありますか?
日本では考えられないパッケージデザイン(喫煙に対する警告写真)になっていて、結構焦りますよ。
初めて見た時は「こんなの嘘だろ!」とフェイク画像だと思っていたのですがどうやら本当のようです。
なぜ海外はここまで警告しているのか、なぜ日本は警告文だけなのか、色々と考えずにはいられなくなりますね。
ガムや飴は禁煙補助にならない?
禁煙開始直後に口寂しくなるのが不安で大量に買い占めたガムと飴。
禁煙当初は藁をもつかむ思いでもちろん活用しましたが、喫煙の代わりにならないのでタバコの代替品として全く使えません。
禁煙補助の役割としては全く役に立たないし、気が紛れる訳でもないし、たいして気分転換にもならなかったので今は全く使ってません。
やはり飴やガムは単なる飴やガムに過ぎませんね。
煙草の代替品として活用するにはやはり無理がありました。
MINTIA(ミンティア)のこの味が禁煙のアイテムとして大活躍
飴やガムが吸いたい気持ちを抑えるのにあまり役に立たないと気付いてから間もなく、ミンティアのCOLDSMASH(コールドスマッシュ)味と出会いました。
これはいいですよ。
一粒、口に入れて深呼吸をするようにゆっくりと大きく息を吸って吐くと喉がスッキリ爽快感に満たされます。
ミンティアなので、肺にキック感たるものはないのは当然ですが何でしょう、この爽快感・・・。
元ヘビースモーカーの私でさえ、このミンティアで感じる喉への爽快感は結構な刺激と満足感を得ることが出来てしまいます。
それに伴いタバコを吸いたい気持ちがそよ風のように薄れていきます。
禁煙中における『吸いたい気持ちを抑える方法』として効果的なのが気分転換ですが、数ある気分転換の方法の中でもミンティア(コールドスマッシュ)は個人的に群を抜いて良いです。
コンビニで100円で買えます。禁煙アイテムとしてかなりおすすめです。
ドクターベイプは離せない
個人的に禁煙は上手な気分転換と疑似タバコが必要だと思っています。
なので今のところタバコの代替品として活用しているドクターベイプは離せません。
ドクターベイプってかなり前から知っていたのですがカートリッジ高いしあまり興味が無く使ったことが無かったのが本音です。
しかし使ってみると高いだけあるな・・って感じなんですよね。
私は今まで色々な種類のVAPEや電子タバコを使ってきましたがドクターベイプは煙のクオリティーがとてもいいと感じています。
禁煙中の身にはこのドクターベイプが一番いいとおすすめする理由は手軽に吸えることです。
禁煙中って、ただでさえ吸いたくてソワソワしているのにVAPEにリキッドを入れたりこぼしたり、拭いたり掃除したりなんて面倒なことやってられないんですよ。
だからドクターベイプやマイブルーのように簡単に吸える疑似タバコが最もおすすめなんです。
もしこれから禁煙に挑戦してみたいと考えている方はドクターベイプも味方につけておいてからスタートすると心強いと思いますよ。
ドクターベイプ本体とカートリッジは高いのでコスト重視の方にはおすすめ出来ないかもしれませんがタバコじゃないので使っているうちにカートリッジの消費は結構落ち着いてきますよ。
私は今、禁煙外来のニコチネル・ミンティア・ドクターベイプの3つのアイテムで禁煙2ヵ月目を迎えようとしています。
まだ油断せず継続して禁煙します
以上、禁煙外来(ニコチネル)を利用した禁煙挑戦の経過報告とさせていただきました。
今のところの感想は、最初の2~3週間は気合が入っているので割と楽勝で禁煙出来るものです。
しかし1ヵ月経過後あたりからは変な余裕が出てきてちょっと吸いたい欲求も再度出てくるのも確かです。
そんな時に私生活や仕事で究極にストレスがかかった時には注意です。
私も危なかった時はありますが『タモリの禁煙法』で吸いたい気持ちを抑えることに成功しています。
タモリの禁煙法とは「タバコを吸いたいと思ったら15秒数える」というシンプルなものです。
タモリさん曰く「人の欲望は15秒も続かないから」ということです。
ではまた次回、良い禁煙状況を報告出来るよう引き続き頑張ります。
お読みいただきまして、ありがとうございました。