先日、軽い気持ちで禁煙を決意して実行しているのですが思いのほか長続きしています。このまま禁煙出来そうな感じなので禁煙をしたい方はお役に立つかどうか分かりませんが本記事をご参考にしてみてください。
今まで過去に禁煙に挑戦したことは何度もありますが2~3日が限界でした。
禁煙失敗の原因は意思が弱いと言われればそれまでですが、正直なところ頭の片隅ではそこまで禁煙の必要性を感じていなかったということが禁煙失敗の原因ではないかと自己分析しています。
でも今回の禁煙ではもう約1ヵ月継続していますのでだいぶニコチン中毒が抜けてきている感じはしますね。
ということで今回禁煙が成功している理由や原因は何なのか考える余裕が出来てきたので『出来るなら辞めたい!』と思っている禁煙希望されている方はご参考にしてください。
本シリーズは3記事に渡って公開しておりますので私の経験が禁煙の何かしらのお役に立てれば幸いです。
勢いで禁煙外来に行った
今回禁煙が成功出来ている一番の原因は禁煙外来に行ったことです。
紙巻タバコだろうが加熱式タバコだろうが禁煙は辛く、難しいものです。
今回の禁煙では自分の意思だけで辞めるのではなく禁煙外来を利用することを何故か即決したのです。
その日の午前中には禁煙外来のやっている医療機関に予約を入れて午後には受診していました。
今考えるとこの行動の早さも良かったのではないかなと感じています。
貼り薬『ニコチネル』を処方された経緯
かつてヘビースモーカーだった友人が禁煙外来で禁煙に成功しています。
彼が処方されたのは飲み薬である『チャンピックス』というのを覚えていたのでそれがよかったのですが今は諸事情で出荷停止状態なので処方は出来ないようです。
諸事情というのは一部ロットにて発がん性の恐れがある物質であるN-ニトロソバレニクリンという物質が混入していることが明らかとなったからだとか。
そもそもたばこ自体が発がん性物質のオンパレードなのだから発がん性物質がちょっと入っていたからといって禁煙希望者はそこまで気にしないとは思いますが・・
禁煙成功率もチャンピックスの方が高いみたいだし、どうかな?と思ったのですが在庫が無いということでモノ自体がなくチャンピックスの出荷がいつ再開するかの見通しもないとのことでした。
ということで私の場合、選択肢はなくチャンピックスの代替品というかたちからか、ニコチネルという貼り薬を処方していただくことになったのです。
禁煙外来の診察内容
さて禁煙外来ってどんな診察をするのか気になる方の為に私が禁煙外来を診察した時に行ったことをお話したいと思います。
診察室に呼ばれるとまずは看護士さんによる問診が行われます。
現在喫煙しているタバコの種類(紙巻タバコ・加熱式タバコ等)・一日に吸う本数・喫煙年数・他にどんな時に吸いたくなるかなど一通りの問診を受けます。
その後、呼気一酸化炭素濃度測定といって呼気中の一酸化炭素(CO)濃度を測定しました。
30本/1日程度吸う私の呼気濃度がノンスモーカー並み
喫煙者の呼気CO濃度は一般的に8ppm以上あるらしいのですが、私の場合、測定したら3ppmでした。
なんと呼気CO濃度0~7ppmはノンスモーカー並みの数値らしいです。
本ブログの記事を全て読んでくださっている方なら分かると思いますが私は主にプルームX(エックス)とプルームテックプラス/ウィズで喫煙していました。
特にプルームテックプラス/ウィズでは節約目的で試行錯誤していましたがもしかしたらこれが良かったのか、それともプルームテック自体が他の喫煙器具に比べて害が少なかったのかは分かりません。
しかし現実結果として、呼気CO濃度に関しては1日30本程度吸う割には低かったことは事実です。
まああくまで呼気CO濃度だけの話ですからね。体内ニコチン濃度とか肺の状況とかその他は1日30本も吸っていればそれなりに深刻なはずなのでこの数値で喜ぶことは何もありません。
禁煙することへの誓約書を書いて次回診察予約して終了
看護士さんの問診終了後、改めて先生のいる診察室へ呼ばれて診察を受けてきました。
まず呼気CO濃度が低かったことに対する評価をいただき、多分禁煙出来るでしょうと心強いお言葉をいただきました。
処方された禁煙薬は『ニコチネル』という貼り薬。
貼るとその場所から体内にニコチンが吸収されるので禁煙時のイライラが軽減されるそうです。
使い方は簡単で、朝起きたら貼り、就寝時に剥がすだけ。
最初の4週間は大きめのニコチネルを処方され、その後2週間ごとにサイズを小さくして最終的には何も貼らずに過ごせるようになるみたいですね。
禁煙することへの誓約書にサイン(自分に対しての戒め)して2週間後の診察予約をしてその日は帰りました。
ニコチネルは効いた?禁煙に効果はあるか?
はい、まず禁煙外来から帰ってきたその日の夜までは喫煙を楽しむことにしました。
夜ご飯後の最期の一服を済まし、そして就寝前に哀愁の一服を3本くらい吸いました。
そして残りのタバコは水に濡らして処分し、プルームテックのデバイス一式も押入れの奥に仕舞いました。
禁煙というよりは「明日から吸わなくていいんだ」というちょっとしたタバコ無しの生活に期待するような気持ちで眠りに入りました。
結果的に言うと辛かったのは翌日の朝ですね、やはり寝起きの一服は習慣的だったので何をしたらいいか分からず、パジャマから着替えることも出来ずにしばらくぼーっとしていました。
そして思い出したかのようにニコチネルを体に貼りました。
さすがに初日の朝はニコチネルの効果は分かりませんがニコチネルを通してニコチンを体内に摂取していることは間違いないのでソワソワすることはあってもイライラすることはありませんでした。
そして今、ニコチネルを使った禁煙開始から約1ヵ月が経過しましたが1本も吸っていません。
寝起きの一服はコーヒーや炭酸ジュースに置き換えることに成功しましたが午後昼下がり~夕方までの時間帯はまだ吸いたいな~と思う時があります。
ただそれも毎日ではないのでこのまま禁煙を続けていく自信は結構ありますね。
何故なら日を追うごとに非常に少しずつですが確実に吸いたい欲が弱まっていくのが実感出来るからです。
プルームXとはいえ結構ヘビーな吸い方(毎日2箱購入)をしていた自分が禁煙出来ている要因には、まず第一に禁煙外来にかかり本格的に禁煙を開始したことは言うまでもありません。
しかし私の場合、禁煙外来で処方されたニコチネルだけでは心細かったので実は次のような禁煙アイテムも併用していたのです。
ニコチネルと併せて使用した禁煙アイテム
まずはVAPEです。
過去記事でもご紹介していますが私、結構色々なVAPEを買ってるんです。
例えばVEEAPEの『Vplus』。これはプルームテックプラス/ウィズのカプセルが使えるVAPEですがこれをカプセル無しで使います。
リキッドは出来るだけ喉に清涼感を与えるメンソール系がいいです。
そしてマイブルー。
今はもうメーカーが販売終了しているようなので今となっては希少価値が高くなりました。
これは胸ポケットに入れて口寂しくなった時に吸っていました。
ニコチネルでニコチンは摂取していてもやはり口寂しさによるソワソワ感は禁断症状として出ます。
そんな心理的なソワソワ感にはVAPEなど疑似タバコが一番効果がありますね。
あとは喉・鼻スッキリ!でおなじみのHALLS(ホールズ)のハイパーミントやフリスクで吸いたい気持ちを抑え込んでいました。
最も活躍してるのはドクターベイプモデル2
ニコチネルでニコチンを体内に摂取しているのでニコチン切れによるイライラは無いように感じます。
しかししつこいようですが、いつも吸っていた行動や動作が無くなったことによるソワソワ感はやはりあります。
ある日、気分転換に何か新しい疑似タバコ(VAPE)を新調することを思い立ちました。
それがドクターベイプモデル2です。
以前から気になっていたのですがマイブルーと変わらないのでは?と思って購入はスルーしていたのですがこの度買ってしまいました。
本体やし仕組みはマイブルーみたいなものでしょうか。
本体がブラックだと『DR.VAPE』のロゴが目立ちません・・・。
中身は本体と充電ケーブルと説明書だけです。
別売りのカートリッジをセットすればあとは吸うだけです。
今まで色々なVAPEを使っては手放してきましたがVAPEはあくまで疑似タバコなので使い方はシンプルが一番です。
掃除やメンテナンスに時間を取るほどVAPE好きではありません。
あくまで禁煙補助アイテムなので求めることはただ一つ、シンプルなこと。
ややこしい機能は求めずシンプルに吸いたい気持ちを誤魔化す為だけのアイテムで居てくれればいいのです。
ちなみに充電差込口もC型です。
カートリッジはミントメンソールとピュアアップルしか吸ったことがありませんがおすすめは断トツでミントメンソールですね。
なるべくお金をかけたくない方は吸い比べの為に何種類もカートリッジを買うのを辞めてミントメンソール一択にしてください。
間違いないです。
それでなぜ、ドクターベイプ2が良かったのかというかをお話したいと思います。
マイブルーとの決定的な違い
主な使い方や仕組みはマイブルーとほぼ同じなのですがクオリティーはドクターベイプの方が優れています。
どんなところが優れているかというと、それは水蒸気の質です。
ドクターベイプ2のリキッドはきめ細やかな水蒸気なので体感的にも吸ってる感があります。
ドクタベイプ2を使うとマイブルーの吸い込む水蒸気は荒く感じてしまうんですよね。
また、ドクターベイプ2の吸い方はDLで吸うと吸った感あります。
『DLで吸う』とは、水蒸気を口に溜め込まずに一気に肺まで吸ってしまう吸い方です。
ニコチネルとの併用でコスパは上がってくる
ドクターベイプ2はカートリッジ代が割高ですが個人的にはそれなりの価値を感じています。
最初はスパスパ吸ってしまうので消費が早くて困りますがニコチン自体はニコチネルで摂取しているのでドクターベイプ2の消費は自然と落ち着いてきます。
ニコチネルでニコチン摂取している状態だからこそドクターベイプのカートリッジ消費が徐々に落ち着いてくるのです。
本体購入費と使い始め初期のカートリッジ消費分は禁煙の為の初期投資だと思って割り切れるならニコチネルとの併用禁煙アイテムとしてかなりおすすすめですね。
これのおかげで禁煙が続いているようなものです
禁煙を始めたその日から1日500円を貯金しています。
実際には2日に1回、封筒に1,000円を入れています。
1ヵ月も経過すると1,000円札が15枚になるので封筒は結構な厚みになるので、吸いたくなった時はその1,000円札を全部出して眺めると我に返ることが出来きます。
これ、禁煙を継続するにあたってかなり効果あります。
貯金箱ではなく、視覚的な実績が確認出来るように、あえていつでも出し入れできる封筒に貯めていつのも肝です。
禁煙すると健康に近づくとか言いますが、『吸ったつもり貯金』している現金を眺めることが一番モチベーション上がります。
まだ禁煙を始めて1ヵ月なので卒煙された先輩方に比べたら大したことではありませんが自分にとってはかなりの進歩だと実感しています。
『吸わなくてもいい』という今の環境がものすごく心地良いです。
禁煙前はタバコを吸わない生活なんて想像出来ませんでしたが、こんな私でも禁煙外来を利用すれば意外と禁煙出来ちゃうんですね。
しかしまだ油断は出来ないのでこの先の禁煙状況も本ブログで更新していきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。