2020年7月2日にプルームエスユーザー待望の新型デバイスであるプルームS2.0が発売されました。私は発売日から間もなくフラッと寄ったコンビニでたまたま見かけたので試しに購入してこの記事を書くまでひたすら吸ってみましたのでそろそろその感想を書きたいと思います。
ちなみに私の最近のスタイルは専らプルームS(キャメルのレギュラー)で合間に気分転換を兼ねてプルームテックプラスでメンソールを吸っています。
巷(ちまた)ではキック力に欠けると言われているプルームSとプルームテックプラスに概ね満足している人間の感想なので私と同じような吸い方をしている方に向けての感想として捉えてくださいね。
新型プルームエス2.0の魅力を簡潔に言うならば
今回新発売されたプルームエス2.0ですが、その魅力を一言で言うならば「テイスト・アクセル」という新機能が新たに搭載されたことです。
平たく言うとこのテイスト・アクセルモードで吸うとキック力や味わいがアップするというものと考えてもらえればいいかと思います。
もちろんプルームエス2.0で通常モードで吸う事も出来ますがそれだったらわざわざプルームエス2.0を買わなくても旧型の安くなったプルームエスを使っていた方がいいということです。
今回の記事ではこのテイスト・アクセルの感想を始め、新型のプルームエス2.0を約4ヶ月超使った上での感想を述べたいと思いますのでまだ購入を検討している方はご参考にしてみてくださいね。
プルームエス2.0のキック感は本当に上がったか?
現在旧型プルームエスを使っている方にとって気になるポイントはここですよね。
3,980円も出して買う価値があるかないかは今よりもどの程度キック感が上がっているかによるわけです。
私も購入する時はここで少し迷いましたがやはり自分の使っている加熱式電子たばこの新しいデバイスは気になって仕方ないのでよく検討せずに勢いで買ってしまいました。
メンソールに特化したと言われているプルームエス2.0で始めて吸ったのはキャメルのレギュラーでした。
その感想はというと、旧型のプルームエスで吸った時の約1.5倍程度のキック感を得ることが出来ました。
個人的には結構満足でしたね、ちなみに1度目よりも2度目に熱した時の5口目くらいまでが結構な吸いごたえです。
結論としましては、旧型プルームエスよりもキック感は間違いなく上がりましたが個人的な感想としては1.5倍程度のアップです。
プルームエス2.0を4ヵ月使って分かった吸い方のコツ
本記事を作成した当初(1ヵ月間使用)ではキック感に関して旧型プルームエスの1.5倍アップと書きましたがあれから約3ヵ月経過し、プルームエス2.0使用歴約4ヵ月を経過している今、吸い方のコツやキック感を得やすい方法が分かってきたので追記しておきます。
まずプルームエス2.0ではアイコスやグローのような強めのキック感を得ることは出来ませんのでアイコスからプルームエス2.0にすんなり移行するのは難しいでしょう。
プルームエスユーザーである私でさえ吸い方を間違えると十分な満足感を得ることが出来ないからです。
プルームエス2.0を十分に楽しむには吸う時のシュチエーションやその吸い方にコツがあるのです。
プルームエス2.0はこんな2度吸いがおすすめ
プルームエス2.0はまずヘビースモークやチェーンスモークには向いていません。
早くスパスパと吸うとプルームエス2.0が持つ本来のキック感さえ得られずに終わってしまいます。
私のおすすめの吸い方、それは常に設定はテイスト・アクセルモード。そしてスティックは深く加えて少しずつそして深く肺に入れるように吸います。
この吸い方が一番しっくりときますが、どんなに上手に吸ってもプルームエス2.0の場合はランプが残り2つ目位までがおいしく吸える目安だと自分で決めています。
ランプが残り2つ目まできたら、スティックは差したままの状態で一度電源をオフにして再度電源を入れます。要するに二度吸いです。
そして二度目も同じような吸い方で吸ってランプが残り2つ目まできたら終了しています。
個人的には一度目のランプ2個分と、二度目のランプ2個分の加熱温度からくるキック感が丁度いいと感じています。キック感の好みに個人差はあると思いますがご興味があれば一度この吸い方を試してみてください。
体内ニコチンが極限に減ってから吸う
高温加熱式たばこの中では一番温度が低いこのプルームエス2.0。それ故にキック感がアイコスやグローに劣るのは当然です。
その代わり吸った後の口臭・副流煙や吸い殻のニオイはプルームエス2.0が断トツに少ないところが大きなメリットです。
だからプルームエス2.0に慣れるまでは吸い方にちょっとした工夫が必要なのです。
まず吸った感が少ないからといって連続吸いはしないことです。
むしろ1本1本の吸う間隔は自分が許容出来る限り長く開けてニコチン切れに近い状態にしてから吸ってください。
そうすることでキック感が弱いと感じたプルームエス2.0でも十分な満足感を得ることが出来るしそのニコチン量に慣れていきます。
現に私は過去にヘビーアイコスユーザーだったのが今ではプルームテックプラスとプルームエス2.0しか吸っていません。
経験者は語りますが、アイコスからプルームエス2.0に完全移行することは出来ます。キック感が弱いならそのキック感をマックスに感じるよう工夫すればいいだけの話です。
多少の努力と我慢が必要ですがやがて自分の体はプルームエス2.0でも満足出来るよう慣れていきますよ。
プルームエス2.0でおすすめのフレーバー(たばこスティック)は?
一番キック感が弱いと考えられるキャメルのレギュラーでまずまずの評価だったのでプルームエス2.0で一通り色々な種類のたばこスティックを試してみました。
中でもメンソール系は専用設計されているだけに結構な辛さです。
フレーバー(たばこスティック)はキャメルシリーズがおすすめ
フレーバーはメビウスシリーズとキャメルシリーズがありますがメビウスは540円、キャメルは500円とキャメルシリーズの方が40円も安いです。
たかが40円ですが1日1箱消費すると1ヵ月で1,200円も差が出てきますのでこの差は大きいですよね。
キャメルシリーズは安いからまずいのでは?キック感が劣るのでは?と思われがちですが個人的にはむしろキャメルシリーズの方が味わい深くて好きですね。
ちなみに私がキャメルシリーズでよく吸うのはレギュラーとアップルフレーバーです。
キャメルのレギュラーはメビウスのレギュラーと比べて軽い感じはするけど味わいがあります。それに1口目はスカスカした印象のメビウスレギュラーとは対照的にキャメルレギュラーは1口目からキック感があります。
キャメルのアップルフレーバーは焦がしリンゴのような風味でメンソールの辛みが苦手な人でもこれなら吸えます!といった感じでレギュラーの合間に吸うスパイス的なフレーバーでとても重宝しています。
アップルフレーバーは非喫煙者にも「結構いい匂いだね」と言われたこともあります。ちなみにその非喫煙者の人はアイコスはおならの臭いがする・・・と言っていました。
メンソールは清涼感よりも辛みが先行
キック感ももちろんアップしていますが、プルームエス2.0で吸うメンソールの感想は「辛い!」です。
元々レギュラー派の私は紙巻たばこ時代からメンソールの辛さが苦手だったので何とも言えませんがかなりのスースー感を味わうことが出来ますのでメンソール好きの方なら結構な手応えがあるんじゃないかって思っています。
特にメビウスのクール・エフェクトやキャメルのメンソールはアイコスのメンソールに負けてないんじゃないかな。
舌・喉・肺の順にガツンと清涼感を味わうことが出来るので真夏の炎天下ではガツンとスッキリする感じで夏限定で私も鞄に忍ばせています。
2.0で吸うメンソール・パープルは高評価
あとプルームエス2.0で吸うと結構評価が高かったのがメビウスのメンソール・パープルです。
このパープルは旧型プルームエスの時に何度か吸いましたが私の口には合わずそれ以来吸うことはなかったのですが、プルームエス2.0で吸うパープルは悔しいけれど結構いいです。
メンソール特有の辛さはあるものの、くせのある何とも言えない甘みとその香りが後を引くんですよね。
なんか、コンビニに行く度にメインの他にサブでパープルも買ってしまう自分がいるんですよ。
基本はキャメルのレギュラー、サブにおすすめは・・・
まあとにかく私は節約の為に500円のキャメルのレギュラーとメンソールをメインとして吸っていますが、「2.0でのおすすめは?」と聞かれたらメビウスのクール・エフェクトかメンソール・パープルを薦めますね。
ちなみにプルームエス2.0で吸うとたばこスティックのキック感や味わいは結構変わるので余裕があれば一通り全種類吸って自分の好みのたばこスティックを見つけた方がいいかもしれません。
バッテリーの持ちが格段に上がった
キック感が向上したのは分かっていただけたかと思いますので次にバッテリーの件について感想を書きたいと思います。
プルームエス2.0を使い始めてすぐに恩恵を受けたのがバッテリーの持ち。
私は基本的にプルームエスでは1本のたばこスティックを2回吸っているのでただでさえバッテリーの持ちが悪い旧型のプルームエスを使っていると一日に何度も充電していましたがプルームエス2.0は比べ物にならないくらいバッテリーの持ちがいいです。
プルームエス2.0を使い始めてからというもの、外出時に充電する回数は1回あるかないかの程度になりました。
車の移動がメインの方なら運転中に充電出来るからいいですが電車や自転車メインの方はこのバッテリーの持ちはかなり魅力的ですよ。
充電ケーブルがBからCになったメリット
充電ケーブルが旧型ではB型でしたがプルームエス2.0ではC型になりました。
せっかく同じシリーズのデバイスを買ったのに既存の充電ケーブルが使えないのは不満でしたが私が感じたメリットもあります。
B型だと差込み口の形状を確認しないといけないので車の運転中に充電ケーブルを差そうとする時は結構危険でしたが、C型は両面対応なので充電ケーブルを差す行為がかなり楽になりました。
車の運転が多い私にとってこれは意外な恩恵でしたね。
ちなみにあっちこっちにB型端子の充電ケーブルがあるので買い直すのは勿体無いので100均でB→Cに変換するキャップを購入してそれを使ってます。
それに最近ではゲーム機や各家電ガジェット関係でもC型の充電ケーブルが主流になってきたので逆に都合がいいことの方が多いかもしれません。
本体色でホワイトだけはおすすめ出来ない
プルームエス2.0はブラック・シルバー・ホワイトと3種類のカラーがラインナンップされています。
最近身の回り品にブラックが多かったので気分転換にホワイトカラーを選びましたが後悔しています。
ホワイトはマットな手触りなので汚れが付きやすいし、小傷が目立ちます。
しかもその汚れは拭いてもなかなか取れませんのでホワイトカラーをチョイスするなら絶対にカバーは必須ですよ。
でもカバーを付けるとホワイトカラーを選んだ意味がほぼ無くなるんですよね。
ホワイトは格好いいけど綺麗なのは最初だけでどんなに丁寧に扱っても数ヵ月後には傷だらけの小汚い見た目になることは覚悟しておいた方がいいです。
やっぱり本体色はブラックかシルバーが無難でおすすめです。
11月から3,980円から2,980円に期間限定で値下げキャンペーン中
いかがでしたでしょうか、旧型プルームエスのユーザーである私が4ヶ月使ってみての感想でした。
最後にプルームエス2.0を3,980円を出して買う価値があるかどうかについて考えたいと思います。
これが仮に1,980円でしたら即購入で間違いないのですが3,980円ともなると考え物ですよね・・・と3ヵ月前には言っていましたが今(2020年12月現在)はキャンペーン中につき2,980円(税込)で販売されています。
私がプルームエス2.0をメインで吸っている最もな理由はアイコスやグローに比べてニオイが断然に少なく周囲の人に極力迷惑を掛けないことに尽きます。
多少キック感が弱くてもアイコスやグローの強めのキック感でニコチンの無限ループにハマるならプルームエス2.0の弱いニコチンループにハマった方が脱ニコチンするときも多少は楽ですからね。
私のようにあえてプルームエスを吸う人は意外と多いんですよ。いつまでも強いキック感を望むか脱ニコチンコースでプルームエス2.0に移行するかは考え方次第といったところです。
お読みいただきまして、ありがとうございました。