禁煙外来で処方してもらったニコチネルで禁煙は出来るのか?このシリーズに関しては本記事で結果報告と共に最終回とさせていただきます。
今回でこのシリーズは最期です。
結果から先にご報告させていただきますが、禁煙出来ました。
禁煙の定義が分かりませんが、禁煙を始める前までは毎日加熱式タバコを吸っていましたが今は習慣的に吸わなくなってかれこれ半年以上の月日が流れました。
しかしここだけの話、どうしても我慢出来ない時に何度か吸ってしまいました。
なのでまだ卒煙ではなく、禁煙中ですね。
ここではニコチネルを使った禁煙がどのようにして成功したのか、途中で吸ってしまった時の経緯や今現在の状況を赤裸々にご報告したいと思います。
本記事が禁煙補助剤ニコチネルを検討されている方のご参考になれば幸いです。
禁煙外来 治療期間は?何回通った?
禁煙外来のプログラムは12週間で、2週目、4週目、8週目、12週目に受診し途中経過を先生に報告します。
最初は大きかったニコチネルパッチも最期の方になるとニコチネルパッチは次第に小さくなりパッチから体内に摂取するニコチン量も徐々に減らされていきました。
記憶があいまいですが、初診含めて最期の受診まで数えると6回位は通院した計算になります。
私は個人開業医さんのクリニックで毎回予約していたし禁煙外来は受診時、状況報告とニコチネルの処方箋をもらうだけでしたので6回の通院はそんなに苦ではなかったです。
禁煙外来受診期間中にタバコを吸った?
ニコチネルを使った禁煙外来の通院中(3ヵ月)期間は1本もタバコを吸っていません。
やはり吸いたい気持ちが強く辛い時期はありましたが、その期間を過ぎた頃には吸いたい気持ちはあるものの徐々に普通に我慢出来るレベルになっていました。
なので、ニコチネルを貼っていたおかげもありますが禁煙外来通院期間は1本も吸わなかったので晴れてクリニックさんからも『卒煙証書』たるものを頂くことが出来たのです。
私の住むエリアではこの卒煙証書と通院時の領収書さえ提出すれば役所から禁煙外来で支払った費用の一部を補助金としていただけるのでそれも申請してありがたく補助金を頂くことができました。
禁煙成功後に吸ってしまった1本
「タバコを吸わない生活はなんて素敵なんだ」と毎日を過ごす私がいとも簡単に1本吸ってしまったことがあります。
それは禁煙を始めて4ヵ月目位の時期です。
それまで仕事やプライベートでどんなヘビーなストレスが掛かっても一切吸うことはなかったのにある出来事がきっかけで衝動的に吸ってしまいました。
どんな時に吸ってしまったのか、それは…
内容は言えませんが、自分の将来について計画していたことがいとも簡単に崩れてしまったというか、現実の厳しさに直面した時に無条件で吸ってしまったのです。
もうあの時は自分が禁煙中だとかそんなことはどうでもよく、とりあえず悔しい想いをタバコで蹴散らせようとして吸ってしまったのです。
禁煙後の1本のオバケは存在したのか?
禁煙後、「1本だけなら大丈夫だろう」と吸ってしまった1本がまたニコチン中毒をぶり返すとクリニックの先生にも卒煙証書をいただいた時に説明されました。
本当にそうでしょうか?
ちなみに私は1本吸ったあと、続けて2本吸い我に返ったのですが残りのタバコを何故か鞄の中に入れっぱなしで帰宅してしまいました。
これが間違いでした。
帰宅した後に、「今日はもう吸おう」と残りのタバコを更に数本吸ってしまったのです。
案の定、翌朝に寝起きの一服をしてしまいその後2週間程度普通に吸う生活をしてしまいました。
なので、禁煙中や禁煙後に吸う1本のオバケは存在します。
風邪を機に運よくまた禁煙に成功
ところがある時期に2日程度寝込む風邪を引いてしまったのを機に禁煙状態になり、そのまま禁煙することが出来ました。
危なく元の喫煙者に戻るところでしたがいタイミングで寝込んだことが良かったのか悪かったのか再開してしまったタバコを再度辞めることが出来ました。
今思うとあの時、風邪を引かなかったら今頃「禁煙に失敗しました」という記事を書くところでしたのでまさに人間万事塞翁が馬です。
再度禁煙後、今の状況は?
今はすっかり吸っていません。
禁煙を始めてから2日に1回1,000円を封筒に入れていましたが今ではそのペースがちょっと鈍化しているのが反省点です。
しかしお小遣いの余裕は明らかに増えましたね。
なんてったってamazonプライムの月額会員費500円がとても安く感じます。
毎日2箱もタバコを買っていた時期はamazonプライムさえも辞めてしまおうとしていたニコチン中毒者の思考がやばいな…と今になって思います。
しかし今で口寂しい時があるので電子タバコは使っていますね。
電子タバコは中毒性がないのでカートリッジを買うといっても月に2回程度です。
禁煙を考えている方に伝えたいこと
以上、3記事に渡る『禁煙外来で禁煙挑戦!チャンピックスではなくニコチネルで禁煙は出来るか検証します。』のシリーズは本記事をもって終了させていただきます。
最期に自分と同じように禁煙を考えている方に伝えたいことがあります。
禁煙は我慢、忍耐とかそういう根性論うんぬんではなく実際に自分が禁煙に挑戦して意外だったことをお伝えしたいだけです。
それは禁煙は思ってたほど辛くなかったということです。
多分、禁煙外来で処方していただいたニコチネルでニコチンを摂取していたから楽だったのかと思います。
というか、最近気づいたのですがニコチネルはネットでも買えるんですね。
もうお世話にはなりたくないけど私の中では実績があるので万が一、また禁煙しなくてはならないことになった場合は次はネットで購入しようかと思います。
あと、紙巻タバコやアイコスからの禁煙はちょっと厳しいかもしれませんのでもし可能であればニコチン量の少ないと言われているプルームテックプラスに移行してから禁煙を始めた方が成功しやすいと思います。
あくまで私の経験上のことなので、参考までにお伝えしました。
プルームテックへの移行にご興味のある方はこのあたりの記事が参考になると思います。
以上、お読みいただきまして、ありがとうございました。